1951-11-13 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第17号
で、本日大橋法務総裁の御答弁を伺つておると、これは最大限度に解釈せらるべきものであるような判断をせざるを得なくなつてしまつた。これは政府のこの條約に対する、殊に第三條に対する態度の非常な不統一として、我々はこの審議に大いなる不安を感ずるのであります。
で、本日大橋法務総裁の御答弁を伺つておると、これは最大限度に解釈せらるべきものであるような判断をせざるを得なくなつてしまつた。これは政府のこの條約に対する、殊に第三條に対する態度の非常な不統一として、我々はこの審議に大いなる不安を感ずるのであります。
私は本日大橋法務総裁にこのことが事実がどうか調べました。大橋法務総裁は、こうした明言をしたことはないとはつきり言つている。あなたはそれを直接聞かれたのか。今承ると労働者の一部から聞いたというが、どういう方に聞かれたのか言つてみなさい。明言しておるとはつきりあなたが明言しておるにおいては、相当な事実としてこれを取扱つたものであろうと思う。